トライアルカンパニー(本社・福岡市東区)は、札幌市手稲区新発寒1条1丁目1118-1ほかで、ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル新発寒店」を出店する。同社は、札幌市に大規模小売店舗立地法の規定による新設届け出を10月4日付で行った。(写真は、スーパーセンタートライアル新発寒店の配置図)
(写真は、出店場所)
出店場所は、JR函館本線の北側を走る鉄工団地通沿い。道道128号線(追分通)の跨線橋西側の約3405坪(1万1239・69㎡)の土地を利用する。建築面積は約917坪(3026・17㎡)、平屋建て、延べ床面積は約908坪(2999・17㎡)、店舗面積は約644坪(2127㎡)。オープン予定日は、2023年6月5日。24時間営業。駐車場の収容台数は72台。
商圏範囲は5㎞を想定、世帯数は約20万世帯。店舗東側は約7万5000世帯、店舗南側は約7万3000世帯があり、この方面からの来店客が多いと見込む。1日当たりの自動車来店台数は700台を想定。自動車走行音とドア開閉音が騒音の環境基準値を超えるため、店舗西側付近に高さ2・2m、長さ129・5mの遮音壁を設置する。同社は、既に7月16日から札幌市の開発許可を受けて土地造成工事を行っており、8月17日からは店舗の建設工事に入った。施工は、盛興建設(本社・苫小牧市)、設計は渡辺建築設計(札幌厚別区)、監理は河村佐藤デザイン(福岡市西区)。
トライアルカンパニーは、十勝管内2店舗目となるディスカウントストア「スーパーセンタートライアル幕別店」(中川郡幕別町札内みずほ町160番1ほか)の建設にも入っており、こちらのオープン予定は、2023年5月13日となっている。
同社は、消費増税をにらんで2014年の1年間で北海道に一挙7店舗を出店した実績がある。今回は、食品値上げの渦中で2店舗のほぼ同時オープンとなり、節約志向が高まる機会にシェア拡大、認知度向上、来店客の固定化を狙う。