総合スーパー、イオン北海道(本社・札幌市)の昨年12月の売上高は全店ベースで100・9%、既存店ベースでは100・3%といずれもその前の年の12月をわずかに上回った。
部門別は以下の通り。
衣料部門
既存店98・1%
全店98・0%
食品部門
既存店101・5%
全店102・4%
住居・余暇部門
既存店102・1%
全店102・2%
食品と住居・余暇部門は一昨年12月をクリアーして上回ったものの、衣料は雪が遅かったことなどが影響し、3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
イオン北海道の総合スーパー(GMS)は札幌7店舗、旭川3店舗を含めて道内28店舗でスーパーセンター(SUC)は3店舗、都市型小型店舗の「まいばすけっと」は3店舗で合計34店舗。
GMSの食品売場を激安業態の「買って実感!毎日がお得な店」に変更したのは、旭川春光店や根室店などで昨年出店をスタートした「まいばすけっと」3店舗の売上げもオンされて食品部門は全店ベースで2・4ポイントのプラスになった。
「まいばすけっと」は出店再開し、春先から4店舗のオープンを予定しているほか、GMS食品売場の激安化業態導入も進むものと見られる。