アークスは11日、11月の食品スーパー全290店舗の月次業績推移を公表した。全店売上高は前年11月に比べて0・9%減の99・1%、既存店売上高は同1・2%減の98・9%となり100%を割った。2013年2月期の3~11月までの売上げは全店では0・7%減、既存店では1・2%減となった。
全店で98・9%、既存店で98・3%といずれも前年11月を割り込んでいる。一方、客単価は全店で100・4%、既存店で100・6%となり1人当たりの買い上げ単価は伸びている。
今期に入って以降の3~11月までの客数は全店で98・9%、既存店98・3%、客単価は全店100・4%、既存店100・6%となった。
3~11月までの売上高で前年同月をクリアーしたのは、全店ベースで6月(101・3%)と9月(102・1%)、既存店でも6月(100・9%)と9月(101・5%)だった。単月売上げで最も落ち込んだのは全店、既存店ともに10月でいずれも4・5~5%の減少だった。
アークスのグループ全体の店舗数は北海道207、青森県31、岩手県49、秋田県2、宮城県1で合計290店舗。12月20日にはユニバースが青森県弘前市に「松原店」を開店、これによって全291店舗になる。
今期に入ってから新規出店は、10月のジョイス仙台松森店と12月の松原店の2店。ラルズや福原など道内で新規出店がないことから、新店では東北にウエートが高まる“南高北低”になっている。