和洋菓子、パン製造販売のもりもと(本社・千歳市)は、「もりもと苫小牧柏木店」(苫小牧市柏木町2丁目1-2)を5月15日に閉店させた。開店から25年、建物老朽化により営業継続を断念した。(写真は、5月15日で閉店した「もりもと苫小牧柏木店」)
「もりもと苫小牧柏木店」は、環状通からやや北に入ったロードサイド店舗。1997年6月に、同社初の苫小牧店舗としてオープン。店舗は賃借物件。開店から25年になり建物などが老朽化、「お客さまに快適な空間を提供できなくなってきたことに加え、コロナ禍により経済環境が変化、店舗建て替え後の見通しが見えてこない中で苦渋の選択をせざるを得ませんでした」(広報)としている。
閉店3日前の5月13日から25年間の感謝の意を込めて全品10%OFFで提供、「多くのお客さまが来店され、店舗スタッフにもお声掛けいただきました。長年のご愛顧に感謝いたします」(同)と話した。もりもとでは、苫小牧市内にあるもう一つの店舗「イオンモール苫小牧店」(柳町3丁目1-20、イオンモール苫小牧1階)を強化して対応する。