チョコレートや菓子・パン製造販売のロイズコンフェクト(本社・札幌市北区)は、直営店1号店の「東苗穂店」(同市東区東苗穂3条3丁目2-55)をスクラップ&ビルド、2023年1月下旬に新店舗をオープンさせる。建て替え中は、移動販売車を同店駐車場に常駐させ、買い物需要に対応する。(写真は、旧「ロイズ東苗穂店」の解体工事)
(写真は、同店駐車場で仮設営業中の移動販売車)
「東苗穂店」は、ロイズコンフェクトが1992年に現在地にオープンさせた直営の1号店。国道275号線と宮の森・北24条通の交差点付近にある。オープンから30年が経過して老朽化も進んできたため、現在地で店舗をスクラップ&ビルドすることにした。3月15日に閉店、現在は旧店舗の解体工事が行われている。解体工事は3月19日から5月20日まで予定されており、解体工事は丸竹豊建業(札幌市東区)が行っている。
新店舗の建設は、5月23日頃に着工する。敷地面積約695坪(2296・79㎡)のうち建物を建てる建築面積として、約218坪(719・40㎡)を利用。鉄筋コンクリート造の地上階建ての店舗を建設する。延べ床面積は約406坪(1340・30㎡)、店舗の高さは10・65m。店舗の設計は戸田建設(本社・東京都新宿区)札幌設計室一級建築士事務所(札幌市中央区)、監理、施工は未定となっている。
同店の建て替え工事期間中は、駐車場敷地内に8tトラックを改造した移動販売車を常駐させ、チョコレートの仮設販売(10時~18時30分)を行っている。宮の森・北24条通は現在、国道275号線と交わる三叉路で終点となっているが、2023年春には「北24条桜大橋」が開通して白石区方面まで延伸する予定となっており、新店舗オープン後に交通の流れも大きく変わりそうだ。