新「IKEUCHI GATE」のテナント構成比は物販6・飲食4、開業予定は11月30日

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 丸ヨ池内(本社・札幌市中央区)が建て替え建設中の新しい商業施設「IKEUCHI GATE」(札幌市中央区南1条西2丁目18番地)のテナント構成は、物販6に対して飲食4になることが分かった。同社が札幌市に大規模小売店舗立地法に基づく新設届け出をしたことで分かった。(写真は、建設が進んでいる新「IKEUCHI GATE」)

 それによると、オープン予定日は2022年11月30日となっている。実際の開業日は前後する可能性があるが、この日が軸になりそう。建物は、地下1階、地上8階建て、延べ床面積は約2814坪(9287㎡)。物販(小売)店舗の面積合計は約647坪(2137㎡)、飲食店の事業店舗面積の合計は約422坪(1395㎡)、事務所の面積合計は約428坪(1414㎡)。
 フロア別に見ていくと、次の通り。
▷【地下1階】物販1区画(約100坪=331㎡)、飲食店1区画(約35坪=118㎡)▷【1階】物販3区画(約144坪=478㎡、風除室含む)▷【2階】物販5区画(約190坪=630㎡)、飲食1区画(約20坪=69㎡)▷【3階】物販6区画(約211坪=698㎡)▷【4階】事務所2区画(約190坪=628㎡)、飲食1区画(約20坪=69㎡)▷【5階】飲食4区画(約171坪=566㎡)▷【6階】飲食5区画(約173坪=573㎡)▷【7階】事務所1区画(約238坪=786㎡)▷【8階】倉庫(約129坪=427㎡)

 4階の事務所区画は、フィンランドのデモーラ グローバル社との連携によって、フィンランド型インキュベーション機能を備えたコワーキングスペースとする。新しい技術や製品開発、イノベーション創発、学習、ユーザー体験のプラットフォームとして、北海道のスタートアップコミュニティや大学・研究機関との連携を支援、北海道の持続的発展に貢献するラボとする。
 なお、丸ヨ池内によると、新しい「IKEUCHI GATE」には旧ビルからのテナント継承ではなく、新しいテナントを導入するとしている。

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