北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は、衣料単独店の「ラッキー衣料館札内店」(中川郡幕別町札内共栄町163-86)を2022年2月中旬に閉店する。これにより衣料単独店は、6店舗になる。(写真は、「ラッキー衣料館札内店」=同社ホームページより)
北雄ラッキーは、1982年に衣料専門店「まるせん」と合併して誕生した経緯から、衣料専門店の展開を行っている。食品スーパー店舗内に実用衣料のコーナーを設けているほか、衣料単独店の展開も行っている。2018年2月に「ラッキー衣料館桔梗店」(函館市)を閉店し、衣料単独店は札幌市内の「北24条店」(北区)、「北30条店」(東区)、「白石ターミナル店」(白石区)のほか、「手宮店」(小樽市)、「ひとみ店」(函館市)、「美原店」(同)、「札内店」の7店舗だった。
今回閉店する「札内店」は、2002年3月にオープンした約1000㎡の店舗。「ダイイチ札内店」、「DCMホーマック札内店」と商業集積しており、ワンストップニーズに応えるショッピングセンターの一角を占めていた。開店から20年の節目となることから、賃貸期間満了もあって閉店を決めた。
同社の2020年2月期の売上高は397億6200万円で、そのうち衣料品部門は28億4400万円で、売り上げ構成比は7%。2012年2月期は、衣料品部門で47億1300万円の売り上げがあったが、8年間で4割減少している。