サッポロビール北海道工場(恵庭市戸磯542-1)の野村真弘工場長は9月27日、チェコ共和国のマルチン・トムチョ駐日チェコ大使の立ち会いで、チェコ共和国の名誉領事に就任した。10月12日に開所予定の在札幌チェコ共和国名誉領事館の館長にも就く。(写真は、チェコ共和国名誉領事に就任したサッポロビール・野村真弘北海道工場長=右。サッポロビール北海道本社提供)
在札幌チェコ共和国名誉領事は、チェコ大使館をサポートするとともに協働してチェコ共和国との文化面、経済面での交流を促進、両国関係の深化を図る役割がある。また、チェコ共和国は世界的に評価の高いホップの生産地であることや、ピルスナービールの発祥の地として知られており、両国のビール文化の発展に貢献することも役目になっている。
10月12日に開所予定の在札幌チェコ共和国名誉領事館は、札幌市中央区北1条東4丁目8-1のサッポロファクトリーフロンティア館3階に置く。同名誉領事館の開設によって、商業、学術、文教等の分野において、北海道とチェコ共和国の相互理解の深化に大きな役割を果たすことが期待される。また、同名誉領事館は、日本で緊急の援助が必要になったチェコ国民を支援するとともに日本国民がチェコを深く理解するための橋渡しも行う。
野村工場長は、1991年サッポロビール入社。北海道工場製造部、生産部など生産技術にかかわる業務に30年従事し、2020年4月から北海道工場長。