三角屋根の旧「アルペン」跡地に「マツダオートザム札幌北」、北海自動車工業が移転新築

経済総合

 石狩街道沿いにあった三角屋根のスポーツ専門店旧「アルペン」の店舗を利用した「イエローハット」が閉店してほぼ1年、跡地に自動車販売店「マツダオートザム札幌北」が建設される。(写真は、「マツダオートザム札幌北」の新築工事)

 三角屋根の付いた建物が特徴だった旧「アルペン」店舗は、今ではほとんどが姿を消した。札幌市内では、白石区の本道沿いにある「サツドラ白石本通店」や清田区の国道36号線沿いにある「快活CLUB札幌清田店」などに切り替わってかつての面影をかろうじて残している。

 札幌市北区太平2条1丁目1—10にあった「イエローハット石狩街道太平店」もその一つだったが、同店は2020年8月に閉店。今年に入って、店舗は解体され更地になっていた。この土地を利用して新たに「マツダオートザム札幌北」が建設される。建築主は、北海道自動車工業(本社・札幌市中央区)。同社は00年から北区太平4条1丁目1—6で「マツダオートザム札幌北」を展開しており、今回その店舗を移転新築する。設計、監理は大和ハウス工業(同・大阪市北区)の北海道支社一級建築士事務所(札幌市東区)、施工は大和ハウス工業北海道支社(同)。

 札幌市から現状変更行為等の許可を得て建設を進めている。工期は21年6月18日から22年4月12日。三角屋根の店舗が消え、新たな店舗が誕生して街並みが変わる。ちなみに、旧「アルペン」店舗と同様に外観に特徴がある店舗だったのは、おもちゃの「ハローマック」。メルヘンチックなお城をイメージした外観で、こちらもわずかだが、江戸切りそば「ゆで太郎札幌北37条東店」(東区)など家主を変えて残っている。

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