北洋銀行(本店・札幌市中央区)は、苗穂地区の支店再配置を行う。3月15日(月)に現在の「東苗穂支店」をJR苗穂駅北側の空中歩廊と直結する建物内に移転させる。(写真は、北洋銀行「東苗穂支店」が入る予定の空中歩廊直結の建物=奥の黒く見える建物。空中歩廊の一角には「北洋銀行」の文字が掲げられる)
(写真は、北洋銀行「札幌東支店」が入っていた北海道日伊文化会館新館)
苗穂地区では、先行して2月8日に「札幌東支店」を「苗穂支店」内に移転させている。「札幌東支店」は、中央区南1条東3丁目10ー1の7階建て北海道日伊文化会館新館の1階で営業していたが、同区北2条東5丁目1の商業施設「サッポロファクトリー3条館」1階の「苗穂支店」内に“ブランチ・イン・ブランチ”の形で入った。2つの支店が同じ店舗内で営業を行っている。今回の移転に関して、支店名称や支店番号、口座番号の変更はない。
3月15日には「東苗穂支店」を移転させる。現在は、東区本町2条3丁目5ー42の苗穂神社近くの2階建て路面店で営業しているが、約1・5㎞離れたJR苗穂駅北側に新設された3階建て商業・業務棟(東区北5条東10丁目16ー3)の2階に入る。苗穂駅と商業施設「アリオ札幌」との間、200mを結ぶ空中歩廊が3月4日(木)に開通するため、この空中歩廊と直結した支店になる。
この商業・業務棟は、隣接する地上27階建て、300戸の「ザ・グランアルト札幌苗穂ステーションタワー」、空中歩廊とともに大京(本社・東京都渋谷区)、住友不動産(同・同都新宿区)、JR北海道(同・札幌市中央区)の3社が共同で建設した。なお、商業・業務棟の1階には物販・カフェが入り、3階は北洋銀東苗穂支店の行員休憩室や書庫などに利用する。