札幌市内でキリンビール園や炭火鳥焼の蔵鵡(きすむ)など和食、焼鳥、焼肉14店舗を展開しているティーズ・エス・イー社(本社・札幌市中央区)は、「黄金の串」1店舗と「月のあかり」の計2店舗の営業を30日で終了した。(写真は、12月30日で閉店した「黄金の串 北18条店」)
閉店したのは、やきとり酒場「黄金の串」の「北18条店」(北区北18条西4丁目、GS北18条ビル1階)と手づくり厨房「月のあかり すすきの駅店」(中央区南4条西2丁目、ホシビル4階)の2店舗。
「黄金の串」の名物は、豚肉を使用した串焼きの「室蘭やきとり」で、焼鳥や各種料理も揃えている。今年2月12日に「琴似店」(西区琴似1条1丁目、ニューアロー会館1階)、11月9日には「すすきの店」(中央区南3西3、克美ビル1階)を閉店しており、今年3店舗目の閉店。これによって「黄金の串」は、「月寒中央店」(豊平区月寒中央通6丁目)、「西28丁目店」(中央区北4条西28丁目、バスターミナル2階)の2店舗になる。
「月のあかり すすきの駅店」は、2005年2月にオープンした店舗で季節の素材を使った自家製料理を提供。専門店に負けない日本酒の品揃えが人気だった。コロナ禍でオードブルのテイクアウトなどにも力を入れていたが閉店を余儀なくされた。「月のあかり」は1店舗の展開だった。