「六花亭苫小牧店」12月1日オープン、個性放つ和風の建物

経済総合

 和洋菓子製造販売の六花亭製菓(本社・帯広市)の「苫小牧店」が12月1日にオープンする。六花亭製菓が苫小牧市で路面店を出店するのは初めて。既に外観は姿を見せており、新たな賑わい創出に繋がりそう。(写真は、12月1日にオープンする「六花亭苫小牧店」)

 帯広や札幌などにある六花亭製菓の路面店「六花亭」は、どの建物も美術館のように個性的。一つとして同じ建物はなく地域の風土を体現するかのように佇んでいるのが特徴。「苫小牧店」もそうした「六花亭」の設計思想がふんだんに盛り込まれている。

 苫小牧市しらかば町6丁目15ー27の環状線の西行き車線沿いの新興橋西側橋畔に位置する店舗は、既に外観を見ることができるが、真新しい和風の建物だが、まるでずっと前からここに建っていたかのような雰囲気を漂わせている。

 2段重ねの切り妻屋根、店舗入り口に続く石畳のようなアプローチ。建物を包み込むように配置された樹木ーー六花亭製菓が表現する「苫小牧」がこの店舗には凝縮されているようだ。

「六花亭」の路面店は現在、本拠の帯広市や札幌市、小樽市、函館市、釧路市、旭川市、富良野市に計18店舗あって、まさに18店舗18様。「苫小牧店」は19番目19様目の店舗になるが、苫小牧市民がどう利用していくかの積み重ねで店舗の個性が形づくられていく。12月1日、第一歩を踏み出す。

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