兼松コミュニケーションズ(本社・東京都渋谷区)は、携帯電話ショップの「ドコモショップ大通ビッセ店」(札幌市中央区大通西3丁目、大通ビッセ3階)を11月8日(日)で移転のため閉店、13日に「ドコモショップ宮の森店」(同市同区宮の森3条1丁目4ー1)をオープンさせる。
(写真は、11月8日午後8時で閉店する「ドコモショップ大通ビッセ店」=上と11月13日に移転開業する「ドコモショップ宮の森店」)
「ドコモショップ大通ビッセ店」は、北洋大通センターの地下1階~地上4階の商業フロア「大通ビッセ」に入居しているが、同センターがオープンした2010年4月から営業を開始していた。「大通ビッセ」では、ここ数年飲食系テナントの集客に課題を抱え、1階の「ビッセスイーツ」ではテナント撤退が相次いでいる。今回、飲食系以外のテナントとして「ドコモショップ」が撤退することになった。
移転先は、宮の森3条1丁目の北5条手稲通沿い。以前はスミタス(旧副都心住宅販売)の建物が建っていた場所。約270坪の敷地は20年2月にアルファコート(本社・札幌市中央区)が取得。同社は、この敷地を利用してコンビニエンスストアを建設、「ローソン札幌宮の森3条一丁目店」が賃貸している(8月6日オープン)。携帯電話ショップも同社が建設したもので、兼松コミュニケーションズに賃貸する。
兼松コミュニケーションズは、北海道でドコモショップ7店舗、auショップ1店舗を展開。札幌市内では「ドコモショップ」の「大通ビッセ店」と「札幌駅前通チカホ店」の2店舗を営業している。「大通ビッセ店」の撤退で、札幌市内では中心部と郊外の2店舗体制になる。