ユニゾホールディグス(HD、本社・東京都中央区)の子会社、ユニゾホテル(同・同)は、「ユニゾイン札幌」(札幌市中央区北1条西3丁目3ー10)の運営を10月22日(木)で終了、同日以降の運営およびサービスの提供はKOKO HOTELSが行う。(写真は、「ユニゾイン札幌」)
昨年、エイチ・アイ・エス(H.I.S)のTOB(株式公開買い付け)表明で始まったユニゾHDの争奪戦は、一部従業員がローン・スターと設立したチトセア投資(本社・東京都中央区)による従業員買収(EBO=エンプロイー・バイアウト)が今年4月に成立、ユニゾHDは6月に上場廃止となった。
今回、ユニゾHD子会社ユニゾホテルが運営する「ユニゾイン札幌駅前」のほか、「ホテルユニゾ銀座一丁目」(東京都中央区)、「ホテルユニゾ福岡天神」(福岡市中央区)、「ユニゾイン広島駅前」(広島市南区)、「ユニゾインエクスプレス鹿児島天文館」(鹿児島市)の5つのホテルの運営およびサービスの提供がKOKO HOTELSに切り替わることになった。
既に10月13日に「ホテルユニゾ銀座一丁目」は「KOKO HOTEL銀座一丁目」に変わっており、10月22日に「KOKO HOTEL札幌駅前」、10月29日に「KOKO HOTEL福岡天神」、11月5日に「KOKO HOTEL広島駅前」、11月12日に「KOKO HOTEL鹿児島天文館」にそれぞれ切り替わる。
「ユニゾイン札幌」は、16年1月21日にオープンした客室数224室の宿泊特化型ホテル。オープンから5年弱で運営者が代わることになった。