伊藤忠商事(大阪本社・大阪市北区、東京本社・東京都港区)による完全子会社化に向けたTOB(株式公開買い付け)が成立したファミリーマート(本社・東京都港区)は9日、TOB成立後北海道で初の新店舗をオープンさせた。(写真は、9日のオープンセールで北海道産野菜のテント販売をしている「ファミリーマート札幌北23条東8丁目店」)
完全子会社化に向けたTOB設立後初の北海道店舗は、「ファミリーマート札幌北23条東8丁目店」(札幌市東区北23条東8丁目2ー6)。東8丁目篠路通沿いで、旧「丸信ワタナベビル」跡地への出店。ファミリーマートの新店は、2月13日オープンの「白石バスターミナル前店」(札幌市白石区)、4月14日オープンの「札幌平岸3条8丁目店」(同市豊平区)に次ぐ今年3店舗目。
「札幌北23条東8丁目店」では、9日のオープンを記念して北海道産野菜のテント販売のほか店内では、ファミリーマートコレクションの菓子12種類を税込み通常価格1296円を800円で、ファミリーマートオリジナルの生菓子6種類を税込み通常価格820円を500円で販売する福袋を多数用意した。
また、9日から11日(金)まで3日間限定でおむすび各種や弁当各種、サンドイッチ各種などが50円引きになるオープンセールも実施中。さらに、200円以上の買い物で18日(金)まで利用できる100円引きの開店記念割引券もチラシクーポンで配布している。24時間営業。
コンビニ業界では、今年に入って人手不足や24時間問題によって新規出店にブレーキがかかっている。札幌市内の建て替えでない純増店舗は、現在までで「ローソン」4店舗、「セイコーマート」4店舗、「ファミリーマート」3店舗で、「セブンーイレブンは小型店の1店舗のみとなっている。