「プライスマート苗穂店」跡地に回転寿司「スシロー」が出店

経済総合

 札幌市東区本町2条6丁目6ー50の環状通沿いにあった食品スーパー「プライスマート苗穂店」の跡地を利用した建物は、回転寿司の「スシロー」であることが分かった。現在は基礎工事が進んでおり、竣工は12月初めとなり12月中のオープンとなりそう。(写真は、「スシロー」の建設工事)

 本サイトは、「プライスマート」跡地に、建築主、注文者が不詳の建物が建設中であることを20日付で書いた。建設工事現場では、「建築基準法確認済票」と「労災保険関係成立票」を外部に見えるように掲示するが、この建設現場の標識には建築主、注文者の欄が空白だった。

 その後もしばらく空白だったが、27日の時点で建築主、注文者が「あきんどスシロー」と記載されていることが分かった。あきんどスシローは、大阪府吹田市に本社を置く回転寿司の全国チェーン。全国547店舗を展開し、北海道では10店舗を営業している。建物の設計、監理はAC-K設計(札幌市白石区)、施工は竹内建設(同市豊平区)。工事期間は20年8月17日から同年12月2日まで。竹内建設は「スシロー札幌山の手店」(西区)の建設も行った。

 全国の回転寿司チェーンでは、ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)の子会社、はま寿司(同・同)が「はま寿司」を23店舗、元気寿司(同・栃木県宇都宮市)が「魚べえ」を21店舗展開している。なお、建設中の「スシロー店」から東に約200mの距離には「魚べえ苗穂店」(東区本町2条7丁目6-18)がある。

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