「餃子の王将」が大型SC(ショッピングセンター)内に札幌3号店、『アリオ札幌店』がファミリー層に人気

経済総合

 京都市に本社を置く王将フードサービスが展開する「餃子の王将」札幌3号店となる「アリオ札幌店」がオープン1週間を迎え、賑わっている。ゴールデンウイーク期間中も家族連れなどで混雑しそうだ。「アリオ札幌店」は、イトーヨーカ堂が展開するショッピングセンター(SC)、アリオ札幌(札幌市東区北7条東9丁目)1階で営業を始めたが、餃子の王将としては道内初のSC内店舗となる。(写真は、餃子の王将『アリオ札幌店』)
 
「餃子の王将」は、京都発祥の中華レストランチェーンで全国500店以上を展開している業界トップ。東北では宮城県以外に進出していないが、昨年12月に東北5県を飛び越えて道内に進出。
 
 昨年12月22日の「すすきの店」(札幌市中央区南3条西3丁目)に続いて、今年2月22日に「南二条西2丁目店」(同南2条西2丁目)を出店、4月23日には「アリオ札幌店」をオープンさせた。すすきの店、南二条西2丁目店がオフィスや商業ビル、飲食店が集積する札幌中心部の路面店なのに対して、アリオ札幌店は餃子の王将としては初のSC内店舗になる。
 
 すすきの店、南二条西2丁目店は、座席数がそれぞれ30席、46席でサラリーマン層を狙った平日集客型店舗だが、アリオ札幌店は座席数が92席でファミリー層などを見込む休日集客型の店舗。
 
「餃子の王将」は10年以内に30店を展開する計画。今後も路面店やSC内出店が増え、道内外食産業の一角を占めていきそうだ。
 
 なお、同じ王将の屋号を使う「大阪王将」は、「餃子の王将」よりも1年半ほど早い昨年4月に道内進出しており、現在北9条店、手稲店、南郷通店、西岡店(いずれも札幌市)のほか苫小牧市のイオン苫小牧SC内の苫小牧イオン店、北見店の全6店を展開、「餃子の王将」より先行している。

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