新型コロナで来店客減少、半田屋FC負債1億3千万円で破綻

経済総合

【続報】札幌市内で大衆食堂「半田屋」の「西線南七条店」(中央区)と「新道丘珠店」(東区)の2店舗をFC(フランチャイズ)展開していたセブンレストランシステム(札幌市中央区)は20日で店舗を閉店、事後処理を弁護士に一任した。帝国データバンク札幌支店によると、負債総額は1億3000万円。札幌地裁に自己破産申請を行うものとみられる。(写真は、セブンレストランシステムが営業していた「半田屋・新道丘珠店」)

 セブンレストランシステムは、2007年9月の設立。「半田屋」のFC店舗を道内2店舗、道外2店舗運営し最盛期の10年8月期には年商3億3900万円を計上していた。しかし、人手不足の影響もあって16年には道外2店舗を閉店、札幌市内2店舗に集中して運営してきたが競合が増えるなどして採算が悪化していた。

 2月に入ってから新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響を受け来店客が減少、先行きの見通しがたたなくなったため事業停止を決断した。帝国データバンク札幌支店によると、新型コロナウイルスの影響で破綻したのは、道内で栗山コロッケの北海道三富屋(夕張郡栗山町)、飲食店の花のれん(網走市)に次いで3例目という。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER