東光ストア(本社・札幌市豊平区)は、「北広島店」(北広島市栄町1丁目2ー1)で書籍売り場を自前で展開する。旧なにわ書房が自己破産して以降、同店の書籍売り場は閉鎖していたが早ければ秋口にも自前で再開したい考え。(写真は、東光ストア北広島店の旧なにわ書房が入っていた売り場)
なにわ書房は、今年6月に自己破産したため、東光ストア3店舗に入っていた同書房の書籍売り場は閉店を余儀なくされた。その後、同書房の業務提携先だった大垣書店(本社・京都市北区)は直営で東光ストア「行啓通店」と「円山店」(いずれも札幌市中央区)の2店舗運営を引き継ぎ、7月19日より再開している。
しかし、「北広島店」の売り場について大垣書店は引き継がなかったため、東光ストアは自前で運営を再開することにした。東光ストアは、「平岡店」(札幌市清田区)、「藤野店」(同市南区)で書籍売り場を展開しているほか「南郷13丁目店」(同市白石区)、「あいの里店」(同市北区)では「TSUTAYA」のFC(フランチャイズ)で売り場展開している。このため、「書籍売り場のノウハウはある」(広報)として自前展開することにした。
ただ、北広島市内での求人が思うように進んでおらず、再開時期は明確には決まってない。「冬が来るまでにはオープンできるようにしたい」(同)と話している。