ラルズ（本社・札幌市中央区）は、「ラルズストア当別店」（石狩郡当別町樺戸町１０６ー11）を「スーパーアークス当別店」に転換する。このため、10日（水）午後１時で閉店、８日間休業して改装工事を行い19日（金）午前９時にリニューアルオープンを予定している。
（写真は、「ラルズストア当別店」）
ラルズは１９８９年、前身の大丸スーパーと金市舘の営業部門だった丸友産業が合併して誕生。合併以前に丸友産業が営業していた「丸友ストア」は主として「ラルズストア」に、大丸スーパーが展開していた「フレッティ」は「ラルズマート」に転換してきた経緯がある。
その後、６００坪超の「ビッグハウス」業態で業績を伸ばし、２００２年に福原と持ち株会社アークスを設立、ラルズは事業子会社に衣替えしている。06年に新業態の「スーパーアークス」の１号店として「菊水店」（札幌市白石区）を出店、以降は「スーパーアークス」の新規出店と「ビッグハウス」の「スーパーアークス」への転換を進めてきた。
この流れが一段落、３年ほど前から中・小型店の「ラルズマート」、「ラルズストア」の「スーパーアークス」転換を進めており、今回の「当別店」もその一環。丸友産業の流れを汲む「ラルズストア」については、17年９月１日に「北野店」（札幌市清田区）、18年９月に「宮の沢店」（同市手稲区）を「スーパーアークス」に転換しており、「当別店」の転換によって「ラルズストア」の屋号を持つのは「平岸店」（同市豊平区）と「大麻駅前店」（江別市、旧丸友ストアではない店舗）の２店舗になる。
「スーパーアークス」業態は、生鮮やデリカの品揃えを強化した食品スーパーで、まとめ買いによって割引率が高くなる価格体系も採用している。
