セコマ(本社・札幌市中央区)は、4月9日(火)に札幌市営地下鉄東西線大谷地駅に「セイコーマート地下鉄大谷地駅店」を出店する。セイコーマートにとって初の地下鉄駅店舗になる。(写真は、4月9日にオープンに向け準備が進む「セイコーマート地下鉄大谷地店」)
地下鉄駅への出店では、「セブンーイレブン」や「ローソン」が先行しており、中でも「ローソン」は2014年9月、地下鉄東西線と南北線が交差する大通駅の「大通駅前店」と東西線「二十四軒駅店」、南北線「北34条駅店」(19年2月27日閉店)、「中島公園駅店」の4店舗を同時開店。
その後、大通駅の「大通東店」、「南北線大通駅店」、18年12月1日には東豊線「さっぽろ駅店」、同月15日東西線「南郷18丁目店」、19年1月31日には東豊線「豊水すすきの駅」に小型店舗をオープンさせている。
セイコーマートは、これまで地下鉄駅には出店してこなかったが、コンビニエンスストアの出店競争が激しく、出店余地も限られるようになってきたため地下鉄駅もターゲットにするように切り替えた。
地下鉄駅やJR駅では、北海道キヨスク(本社・札幌市中央区)が「キヨスク」を出店しているほか、同社はセブンーイレブン・ジャパン(同・東京都千代田区)とフランチャイズ契約を締結してセブンの駅ナカ出店を進めている。北海道キヨスクは、当初、セイコーマートとのフランチャイズ契約を模索した時期もあったが、折り合わなかった経緯がある。