北洋銀行(本店・札幌市中央区)は、優良な子育てサポート企業として厚生労働省から「プラチナくるみん認定」を取得、11日に札幌市北区の北海道労働局で認定通知書交付式が行われた。北海道での「プラチナくるみん認定」は、は2017年に認定されたホシザキ北海道(本社・札幌市白石区)に次いで2社目で道内金融機関としては初。(写真は、「プラチナくるみん認定企業」の認定通知書交付式。左から福士亘・北海道労働局長、安田光春・北洋銀行頭取)
北洋銀は、子育てサポート企業として仕事と子育ての両立支援に取り組み、07年、13年、15年に厚労省から「くるみん認定」を取得している。今回、15年4月から18年9月までを行動計画期間として男性の育児休暇取得促進、所定外労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進、育児を行う女性労働者が活躍できるキャリア形成支援について積極的に取り組んだ。
この結果、行動計画期間中に法律に基づく育児休業取得率が女性100%、法律に基づかない育児休暇の取得率が男性で55%になったほか、16年4月より新人事制度をスタートさせ転居を伴わない地域総合職コースを導入するなど育児、介護を支援する制度を拡充。こうした「くるみん認定」より高い水準の取り組みで実績があったことが認められ「プラチナくるみん認定」取得に繋がった。
認定書交付式で北海道労働局の福士亘局長は、「子育てサポート企業として他の模範になっていただき、地域の働き方改革を牽引してほしい」と述べ、安田頭取は「銀行にとってもプラスの取り組みになるので、今後もこの取り組みを強化していきたい」と話していた。