京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)が、札幌市豊平区平岸2条14丁目1番6で分譲マンション「ファインシティ平岸」(仮称)の建設を計画している。(写真は、仮称「ファインシティ平岸」の建設予定地。現在は既存建物の解体中)
京阪電鉄不動産が建設を計画しているのは、地下鉄南平岸駅から白石藻岩通を西へ400mほど離れた場所。1988年に竣工した5階建て賃貸マンション「ル・ビラージ214F棟」が建っているが、現在その建物を解体中。解体工事は本間解体工業(本社・札幌市西区)が行っており、2019年3月末までに更地にして4月1日に着工する予定。
敷地面積約451坪(1488・73㎡)のうち約161坪(532・84㎡)を使って鉄筋コンクリート造の地上15階建てマンションを1棟建設する。戸数は56戸で延べ床面積は約1715坪(5660・61㎡)。建物の高さは44・990m。設計、監理は企画設計事務所オルト(札幌市中央区)、施工は未定。
京阪電鉄不動産は、2014年11月に札幌の不動産市場に進出。分譲マンション「ファインシティ」やシティホテル「京阪ホテル」、「東急ステイ」を建設するなど今や札幌の不動産業界を席巻する存在。最近では、南2西1の宮本ビルや南6西4の土地などを取得、北10西3の時計、宝石、貴金属の「瑞宝舎」の土地建物も取得している。