札幌市内と近郊の電気工事業に所属する58人のメンバーで構成する札幌電気工事業協同組合青年部(以下札電協青年部、安藤慎也部長・安藤電気工業常務)は、3日から「札幌市時計台イルミネーション」を始めた。電気工事業の地位向上を目指した社会貢献活動の一環で11日まで日没から午後10時の時間帯で時計台が鮮やかな色に包まれる。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください
(写真は、イルミネーションが飾り付けられた札幌市時計台)
札電協青年部は、創設以来33年間に亘って毎年この時期に札幌市内の観光施設や円山動物園、児童養護施設などでイルミネーションやライトアップを実施している。今年は、札幌観光の拠点であり国指定重要文化財の札幌市時計台(北1西2)のイルミネーションを行うことを決め、時計台の指定管理者であるエムエムエスマンションマネージメントサービス(本社・札幌市中央区)との共催で観光に貢献することにした。
時計台の建物は文化財で、イルミネーションの電球を付けることはできないため周囲の木々などに飾り付け、時計台が映えるように工夫した。
(写真は、点灯スイッチを押す札電協青年部の安藤慎也部長=左と札幌市時計台の門谷陽館長)
3日に行われた点灯式で安藤部長は、「イルミネーションによっていつもと違う時計台を楽しむことができると思う。時計台の魅力をあらためて発信することによってマチの活性化に繋げたい」と挨拶した。その後、安藤部長と時計台の門谷陽館長がスイッチを押すと約3万個の色とりどりのイルミネーションが一斉に点灯、時計台を際立出せた。
このイルミネーションは11日までの9日間実施されるが、期間中はインスタグラムを利用したフォトコンテストも行う。札電協青年部の公式アカウントをフォローしてイルミネーションされた時計台写真に「#時計台イルミネーション」を付けて投稿すると、審査を経て優勝賞受賞者は記念品が貰える。