焼きたてパンのどんぐり(本店・札幌市白石区)は、江別市大麻(おおあさ)に「大麻店」を来春オープンさせる。同社は札幌市内に本店を含め8店舗展開しているが、初の江別出店になる。江別産食材をふんだんに使い地域密着型のパンなどを提供する。(写真は、江別市大麻で進められている「どんぐり」の店舗工事。左側の建物がジョイフルエーケーのペットワールド)
出店場所は、大型ホームセンターとして今年3月に開業した「ジョイフルエーケー大麻店」(江別市大麻198番地3)の敷地内。「ペットワールド」館の隣接地で既に着工している。建物は、ジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)が建設してどんぐりが賃借する。設計、監理はストアプロジェクト(札幌市中央区)で施工は竹内建設(同市豊平区)。
どんぐり「大麻店」は、「森林公園店」(同市厚別区)の代替店舗の位置づけ。同店は築15年ほどの店舗だが、駐車場が狭く増える利用客に対応できないため、同店と近い距離に「大麻店」を新設することにした。「森林公園店」は新たな利用法を検討中。
同社の野尻雅之社長は、「初の江別出店になるため地元に親しまれる店舗を目指したい。従来から使用している江別製粉の当社専用小麦のほか、近郊農家の採れたて野菜を使用するなど地域密着の展開をしたい」と話している。大麻店では石窯を設置して江別のレンガも内装に使いカフェを併設する。