ホクレン商事(本社・札幌市北区)は、3月3日に「ホクレンショップ大麻北町店」(江別市大麻北町519―2)を「ホクレンショップフードファーム大麻北町店」にリニューアルした。数日間休業して内装等も一新、同社の最新MD(販売政策)を導入した。(写真は、ホクレンショップフードファーム大麻北町店)
同社の本格的な店舗リニューアルは、2015年11月の「エーコープないえ店」(空知郡奈井江町)以来となる。同社は、15年に3店舗、16年に2店舗と閉店が相次いでいたが、「大麻北町店」を同社の戦略的な店舗である「フードファーム」に転換したことで攻勢に転じる構え。
ホクレン商事は、「ホクレンショップ」、「ホクレンショップフードファーム」、「エーコープ」の3業態を展開している。「エーコープ」は、単位農協のスーパーを運営移管された小型店舗。
現在、札幌市内9店舗を含めて全道で66店舗を要している。そのうち、「フードファーム」の業態は「朝里店」(小樽市)、「苫小牧しらかば店」(苫小牧市)、「東苗穂店」(札幌市東区)、「屯田8条店」(同市北区)、「平岡公園通り店」(同市清田区)の5店舗。「大麻北町店」の転換で6店舗目になる。
なお、リニューアルした同店の至近には豊月(本部・苫小牧市)の食品スーパー「LISTA」がある。近く、低価格業態を取り込んだ同社の「365」に転換する予定で、今まで以上に両店舗の競争が激しくなりそう。