札幌本社のツルハホールディングス(東区)とサツドラホールディングス(北区)の2月度(2017年1月16日~2月15日)月次営業速報が出揃った。春節時期を挟みインバウンド需要があったためツルハHDの全店売上高は前年同月比18・4%増、サツドラHDも同10・6%増だった。(写真は、札幌市内のサッポロドラッグストアー狸小路4丁目店)
ツルハHDは、2月度中に「岩見沢鉄北店」(2月2日)、「滝川空知町店」(同)、「苫小牧弥生店」(2月9日)の北海道3店舗を含む全国14店舗を新規出店、「鉄北店」(岩見沢市、2月2日)を含む全国2店舗を閉店した。店舗数は前年2月度より86店舗増えている。この結果、全店売上高は同18・4%増、昨年2月以降13ヵ月連続の二桁増になった。
一方、既存店売上高は、同0・6%増にとどまった。客数は、全店が同17・2%増、既存店は同0・3%減、2ヵ月連続で前年を下回った。客単価は、全店、既存店ともに同1・0%増だった。
サツドラHDの全店売上高は、同10・6%増。2ヵ月連続で10%超の伸び率を確保した。既存店は、同2・6%増。1月度(16年12月16日~17年1月15日)の4・3%増よりも減速したが順調に販売を伸ばした。期中の店舗数に変化はなく総店舗数は190店舗(ドラッグストア180店舗、調剤10店舗)。