セコマが羅臼町と「災害時物資供給協定」 防災対応の釧路配送センターを活用

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、9日付で目梨郡羅臼町と「災害時応急物資の供給の協力に関する協定」を締結した。同日午前、同町役場2階の町長室でセコマの丸谷智保社長と湊屋稔町長が協定書に署名した。IMG_4911(写真は、協定書を持つセコマ・丸谷智保社長=右と羅臼町・湊屋稔町長。セコマ提供)

 協定は、町内で大規模な災害が発生した際に被災者への円滑な救援活動を行うため、応急物資の供給で協力するもの。セコマは昨年11月末からグループのセイコーフレッシュフーズ釧路配送センターを稼働させている。釧路市星が浦にあった旧配送センターを同市阿寒町に移転新築したもので、道東道阿寒インターチェンジに直結した防災対応の配送センター。

 災害時にこの配送センターや周辺のセイコーマート店舗から同町に食料や水、トイレットペーパーなどの応急物資を搬送する。同町にはセイコーマート店舗が3店舗ある。セコマは、同様の協定を陸上自衛隊北部方面隊と結んでいるほか勇払郡安平町、浦河郡浦河町、白老郡白老町などとも締結している。

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