イオン北海道(本社・札幌市白石区)の2017年1月の売上高前年比は、既存店が前年同月比100・3%で2ヵ月ぶりに前年を超えた。1月1日から「イオンの初売り」を実施、ハレの日需要を取り込んだ。(写真は、イオン札幌平岡店)
今年の1月は、昨年の1月と比べて土曜日が1回少ないため、土日に多くのお客が来る大型店などは前年を超える売上高を確保するのは至難。そんな中、イオン北海道は、既存店ベースで対前年同月比100・3%、全店ベースで同102・0%と健闘した。
元日午前9時から「イオンの初売り」として食品詰め合わせ福袋『ファイターズ福カート』(税込5400円)や紳士服・婦人服・子ども服などの福袋を用意、新年の来店動機に繋げた。ただ、部門別に見ると食品の好調が全体を底上げしており、住居余暇部門は3ヵ月連続の前年同月割れになった。
部門別売上高前年比は次の通り。
■衣料(レディス、服飾、キッズ、インナー、メンズ) 既存店99・8% 全店100・1%
■食品(グロサリー、デイリー、農産、水産、畜産、デリカ、催事) 既存店103・3% 全店105・0%
■住居余暇(家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティケア) 既存店93・5% 全店95・7%