セコマ(本社・札幌市中央区)は20日、道内101ヵ所の児童福祉施設の子どもたち5150人にクリスマスケーキ895個をプレゼントした。同社が毎年クリスマスの時期に続けている社会貢献事業で、セコマ社員がサンタクロースの衣装を着て各施設を回り子どもたちに直接手渡した。(写真は、北海道札幌養護学校で行われたクリスマスケーキのプレゼント)
札幌市厚別区厚別町山本にある北海道札幌養護学校(藤根収校長、約300人が在籍)の集会室には、小学部、中学部、高等部の児童生徒14人が集まりサンタの登場を待った。「メリークリスマス」と叫びながらサンタが現れると歓声が沸き上がり、中等部の2人が代表してサンタからケーキを受け取った。サンタはお返しのプレゼントを受け取り、「仲良く元気に過ごすんだよ」と1人ひとりと握手をしていた。この施設には44個がプレゼントされた。
セコマは2002年からこの取り組みを始め、当初は14ヵ所の児童福祉施設に100個のプレゼントだったが、08年に道と包括連携協定を締結したことからこの取り組みを全道に拡大、今回は15回目となる。これまでに延べ4万8548人の子どもたちに6307個のプレゼントをしてきた。
今年プレゼントされたケーキは、セコマのグループ会社シェフグランノール(札幌市白石区)が製造した生クリームケーキ5号。北海道産の牛乳を使用した口どけの良いコクのあるクリームが特徴でピーチをサンドしている。市販価格は2200円。
(写真は、北海道札幌養護学校に贈られたクリスマスケーキ44個)