北海道のイオングループ２社（イオン北海道、マックスバリュ北海道）は、８月２日から苫小牧市内の商店街が発行・運営している「とまチョップポイント」カードに相乗りして「とまチョップＷＡＯＮ」カードの発行を開始する。苫小牧市内のイオングループ７店舗で来店ポイントを貯めて「とまチョップ」加盟店で使うことができる。
（写真は、イオンモール苫小牧）
「とまチョップポイント」カードは、苫小牧市商店街振興組合連合会が発行しているポイントサービス。２０１６年７月現在の加盟店は83店舗で、加盟店で買い物や食事をすると１００円に付き１円相当のとまチョップポイントが付き、それを加盟店で利用できる。
今回、苫小牧市が市民の公共施設の利用やスポーツイベント、健康促進イベントなどに参加すると「とまチョップポイント」にポイントを付与するサービスを開始することに合わせて、イオングループ２社も来店時に「とまチョップ」にポイントを付与するサービスを始めることにした。
イオングループは、これに合わせて「とまチョップＷＡＯＮ」を８月２日から発行する。消費者がこのカードを持つと、市の商店街での買い物や行政イベントの参加、イオングループ７店舗での来店でそれぞれポイントが付き、それを使用店街の買い物に利用できる。ただ、「とまチョップＷＡＯＮ」カードを使ってイオングループ店舗で買い物をするとＷＡＯＮポイントは貯まるがとまチョップポイントは貯まらない。
イオングループでは、この新カード誕生記念イベントを８月２日午前10時半からイオンモール苫小牧１階で開催。通常発行手数料３００円が必要なところ、先着５００人に無料でプレゼントし限定カードケースも貰える。地域の商店街が発行するポイントカードとイオングループのＷＡＯＮカードが相乗りするのは、北海道では初めての取り組みになる。
