マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は13日午前9時、「ザ・ビッグエクスプレス平岸店」(札幌市豊平区平岸2条2丁目)をリニューアルオープンした。同店舗は、マックスバリュ北海道が快進撃を始めるきっかけになった格安食品スーパー「ザ・ビッグ」転換の1号店。2010年2月の転換から5年が経過したため、11月2日から9日間休業して大幅にリニューアルをした。
(写真は、リニューアルしたザ・ビッグエクスプレス平岸店の外観と店内)
徹底した低価格と鮮度へのこだわりは堅持しつつ、冷凍食品や惣菜の品揃えを見直し買い回りしやすいように店舗レイアウトも変更している。10年2月に転換した際は最低限の投資しか行えなかったため、什器類をすべて入れ替え、通路の床材も張り替えた。トイレも一新している。
農産売場では買い物頻度の高いじゃがいも、玉ねぎなどをはじめ新鮮な野菜を格安で販売、水産売場は調理が簡単な冷凍鮮魚など買い物客の調理時間を減らせるような商品を多く配置する。惣菜の尺数を広げて売場面積を拡大、コロッケなど揚げ物のバラ売り、寿司、サラダの品揃えを充実させた。
店舗面積は1143㎡。通常の営業時間は午前8時から午後10時。駐車台数は62台。リース店舗。従業員は約60人。
リニューアルオープンに顔を見せた出戸信成社長は、「このお店は、お客様ときちんと向き合うことの大切さを再認識させてくれた。ザ・ビッグの転換第1号店であまり設備投資もできなかった。今回、店内設備を一新したことで再びお客様の期待を感動に高めることのできるお店にしたい」と話した。