サッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)は、札幌市中央区の狸小路商店街5丁目のパチンコ店「BIG大王狸小路店」跡に出店する。パチンコ店は、7月31日で閉店しており、サッポロドラッグストアーは、1~3階部分を使って1000㎡以下の大規模小売店舗立地法の届出が必要ない規模で9月中にオープンさせる。(写真は、7月末に閉店した「BIG大王狸小路店」)
サッポロドラッグストアーは、インバウンド(海外観光客)対応として札幌中心部の狸小路商店街4丁目と5丁目に専用のドラッグストアを設けている。2店はいずも6月に居抜きオープンしたが、インバウンドの爆買いに対応した品揃えで販売は好調。
今回、「BIG大王狸小路店」跡に出店することにしたのは、インバウンドと地元客の両需要にマッチした店舗とするため。6月にオープンした2店舗はいずれもインバウンド専用店のため地元のニーズに応じた品揃えではなかった。
「BIG大王狸小路店」は、1993年12月に竣工した7階建て大王ビルの地下1階から3階までを使用していた。サッポロドラッグストアーはそのうち1~3階を使って9月中に新店舗をオープンさせる意向。新店舗は、現在の狸小路5丁目店とほぼ向い合せの位置になる。