イオン北海道(本社・札幌市白石区)、マックスバリュ北海道(同・同市中央区)と北海道のダイエー(同・東京都江東区)店舗など道内イオングループ3社は7日、「創造都市さっぽろWAON」カードの利用額の一部と有料レジ袋の収益金の合計317万3477円を札幌市に寄附した。(写真は、目録と感謝状の贈呈式。写真右からマスコットキャラクター、出戸信成社長、秋元克広市長、星野三郎社長、佐々木浩チームリーダー。札幌市役所10階市長会議室)
イオン北海道の星野三郎社長とマックスバリュ北海道の出戸信成社長、ダイエーの佐々木浩エリア政策推進チームリーダーが、それぞれ秋元克広市長に目録を贈呈、秋元市長から感謝状が贈られた。
道内イオングループ3社が寄附したのは、「創造都市さっぽろWAON」カードの利用額の一部(0・1%)267万160円(内訳=イオン北海道173万3540円、マックスバリュ北海道89万4689円、ダイエー4万1931円)とレジ袋収益金50万3317円(内訳=イオン北海道1万2846円、マックスバリュ北海道13万6286円、ダイエー35万4185円)。
「創造都市さっぽろWAON」の寄附金は札幌市が7月12日から開催するPFM(パシフィックミュージックフェスティバル)や札幌市内、石狩市内の小学6年生を札幌コンサートホールに招待する「Kitaraファーストコンサート」などに活用され、レジ袋収益金は、市のさぽーとほっと基金内の冠基金である「イオン環境基金」に寄附され市内の環境保全活動に取り組む団体に助成される。
「創造都市さっぽろWAON」カードは、全国のイオングループが発行しているご当地カードのひとつで昨年1月に市と締結した「さっぽろまちづくりパートナー協定」の取り組み第一弾として昨年3月に発行。全国のご当地WAONカードの中でも発行枚数は最高を記録している。また、レジ袋収益金の寄附は2009年から行っている。
秋元市長は、「芸術文化の振興とともに、レジ袋収益金は市民の“もったいない文化”の定着に向けて使わせていただきたい」と述べた。