北洋銀行がタイ・バンコクに駐在員事務所を兼ねたASEANビジネスセンターを開設して1周年になった機会をとらえて、同行は2月6日(金)から3日間、現地で道庁などと共同で道産食品の大規模商談会や食と観光セミナーなど北海道プロモーションを相次いで開催した。商談会には道内企業33社が出展、現地バイヤー約150人が参加するなど北海道の関連イベントとしては過去最大規模になった。(写真は。北海道食品商談会inバンコクのオープニング。中央が石井純二北洋銀頭取=北洋銀提供)
6日午後1時からノボテル・バンコク・プルンチット・スクンビットで行われたのは「北海道食品商談会inバンコク」で、北洋銀や道庁などで構成する北海道産業雇用創造協議会が主催、道財務局と札幌信用金庫、苫小牧信用金庫、帯広信用金庫が後援した。会場には北洋銀や3信金の取引先などが出展。ジェトロ北海道や北海道貿易物産振興会、札幌商工会議所などが主催した商談会も同時開催され、道内食品関連の商談会としては過去最大規模になった。
同日午後4時半からはオークラ・プレステージ・バンコクで「北海道 食と観光セミナーinバンコク」も開催され、北海道観光振興機構やJTB北海道、阿寒グランドホテル、日本清酒、北海道ワインの担当者らがタイの観光業者・富裕層約30人に向けてプレゼンテーションを行った。
その後、同ホテル内で北洋銀バンコク事務所開設1周年の記念レセプションが行われ、タイ中銀やバンコック銀行、タイ航空など現地関係者が参加した。レセプションでは道産食品が提供され観光DVDも上映された。
(写真は、開設1年を迎えた北洋銀バンコク駐在員事務所。北洋銀石井頭取と現地スタッフ=北洋銀提供)
また、7日(土)と8日(日)はタイ流通大手のセントラルグループが運営するデパート、セントラル・チットロム店で北海道の食と観光をPRするポスター掲示や幟を立て、パンフレット、ノベルティを配布したほか買い物客に道産食品を販売する物産展も行われた。