三井住友海上札幌ビル売却、栃木県の第一倉庫が取得 

経済総合

 札幌市中央区北1西7の三井住友海上札幌ビルの無土地建物が、昨年12月末に栃木県小山市に本社を置く第一倉庫に売却された。売却額は約15億円とされている。同ビルは、ライオン札幌支店やJALセールス札幌支店、北海道空港グループのえんれいしゃ本社などが入っている8階建て。IMG_2148(写真は三井住友海上札幌ビル)
 
 三井住友海上札幌ビルは、北1西7の北1条通り北側南向きの地下1階、地上8階のオフィスビルで延床面積は約7300㎡。土地建物の所有は、三井住友海上火災保険(本社・東京都千代田区)だったが、昨年12月22日付で第一倉庫(同・栃木県小山市)が取得した。 
 
 土地登記簿には敷地と建物に15億円の根抵当権が同日付で設定されている。根抵当権者は、みずほ銀行大宮支店。敷地面積は約1025㎡。投資利回りは6~7%程度と見られており、REIT(不動産投資信託)対象物件の投資利回りとされる7~8%よりもやや低いと見られる。

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