コープさっぽろ、サッポロビール、道が「ビールを飲んでカーボンオフセット」キャンペーン、1缶で1円分のCO2排出枠購入

経済総合

IMG_8413IMG_8394 コープさっぽろとサッポロビール、道は8日、3者共同で缶ビール等の購入によって道内の森林資源を保全する消費者参加型のカーボンオフセットの取り組みを始めると発表した。昨年11月に続く第2弾で対象のビール等の種類を増やし130tのカーボンオフセット(約195万円の排出権購入)を実施、道内11自治体が行っている間伐材プロジェクトなどに寄付する。(写真左はキャンペーン開始のフォトセッション。高橋はるみ知事=中央と高島英也サッポロビール常務執行役員=左、大見英明コープさっぽろ理事長。写真右はキャンペーンの対象商品)
 
 
 このカーボンオフセットのキャンペーンは「北海道の森を元気にしよう!」の名称でコープさっぽろの109店舗と宅配トドックで9日から実施。まず、サッポロビールの「麦とホップ」、「ドラフトワン」の第3のビール2商品とワイン2商品から始め9月10日以降に「黒ラベル」、「クラシック」のビール2商品にも広げる。ビール系は350mlと500ml缶、ワインは1800mlペツトボトルでいずれにもキャンペーンのオリジナルラベルを付ける。
 
 ビール系は1缶につき1円分(CO2約66g)、ワインは1本につき10円分(CO2約666g)をカーボンオフセットできる仕組みでビール系は4商品合計7万5000ケース(180万本)、ワイン2500ケース(1万5000本)の販売を計画している。限定缶をコープの道内店舗に効率配送するため、北海道酒類販売が協力している。
 
 昨年11月に「麦とホップ」の1商品のみでキャンペーンを実施、5万5700ケース(133万6800缶)を販売してCO2約90t(135万円の排出権購入)をカーボンオフセット。上士幌町町有林の間伐材プロジェクトに寄付した。この取り組みがコープ組合員などに好評だったことから今回、対象商品を増やして第2弾を実施することにした。
 
 クレジットの組成は、前回と同じマイクライメイトジャパンが担当、今年は全体で130tをカーボンオフセット(195万円の排出権購入)、紋別市や標津町、広尾町など道内11市町村が進めている間伐材促進プロジェクトとともにコープ未来の森づくり基金に1件当たり16万円強を均等に寄付する。
 
 会見に出席した高橋はるみ知事は、「多くの消費者に森林づくりと地球温暖化対策など環境問題に関心を持っていただけるのではと期待している。森林資源の豊かな北海道から環境への取り組みが発信できることを嬉しく思う」と述べた。またコープさっぽろの大見英明理事長は、「身近な購入商品を通して森づくりに貢献できることで環境意識を高められる」と語った。
 サッポロビールの髙島英也常務執行役員北海道本部長も「昨年9月に実施したが、コープの組合員は高い意識持っていることが分かった。今回はさらに規模拡大したので是非環境価値を購入していただきたい」とキャンペーンの成功に意欲を見せていた。
 
 コープさっぽろとサッポロビールはともに道と包括連携協定を締結しておりキャンペーンはこの協定に基づく協働事業。
なお、コープさっぽろが販売しているサッポロビール商品のうち180万本は約2割程度を占める。7万5000ケースの内訳は、麦とホップ3万6500、ドラフトワン1万4500、黒ラベル1万2500、クラシック1万1500。価格はいずれもオープン。

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