イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、「くしろWAON」の2024年度寄付金贈呈式行った。また、iAEONおよびイオンウォレット向けの「くしろWAON」の新しいデザイン「シマエナガデザイン」の発行も開始した。(写真は、「くしろWAON」寄付金贈呈式。左から、イオン北海道・青柳英樹社長、釧路市・鶴間秀則市長=イオン北海道提供)
イオン(本社・千葉市美浜区)と釧路市は、2018年8月に地域連携協定を締結、その一環として「くしろWAON」の発行を始めた。利用金額の一部を毎年、釧路市に寄付、子どもたちのスポーツ・文化の振興と育成、タンチョウや阿寒湖のマリモなど、自然環境保護、釧路市動物園の環境整備に役立てられてきた。
2024年度の「くしろWAON」寄付金総額は、317万7549円となった。2025年10月10日、釧路市役所2階第3委員会室で寄付金贈呈式が行われ、イオン北海道の青栁英樹社長が、釧路市の鶴間秀典市長に目録を贈呈、鶴間市長は、青栁社長に感謝状を贈呈した。寄付金は、1歳未満の子どもがいる家庭を対象に絵本と読書啓発パンフレットを配布したり、親子で読み聞かせの機会を提供したりする「子ども読書デビュープロジェクト」や、釧路市内の公立小中学校の授業などで文化芸術分野の専門性を必要とする際に、市内のさまざまな文化芸術団体がサポートする「釧路市小中学校文化芸術活動支援事業」に活用される。「くしろWAON」の発行枚数は4万8214枚(2025年2月末現在)、寄付金総額は1151万4399円(同)。
(画像は、iAEON、イオンウォレット向けの「くしろWAON」の「シマエナガデザイン」)
その「くしろWAON」の券面にはシマエナガデザインがあるが、好評のためiAEON、イオンウォレット向けにも「シマエナガデザイン」のWAONを、2025年10月17日から発行した。シマエナガの伝道師として活動している自然写真家、山本光一さんが撮影したシマエナガの写真をデザインに使用している。発行手数料は不要、カード券面での発行はない、チャージ上限は5万円。