TEAM NACSがスペシャルサポーターを務める食と映画の祝祭「北海道フービーフェスティバル2025」(実行委員会主催)のオープニングセレモニーが2025年10月10日、道庁赤れんが庁舎前庭で開催された。昨年は、「北海道フードフィルムフェスティバル」の名称で開催されたが、今回から「フード」と「ムービー」を掛け合わせた「北海道フービーフェスティバル」に名称を変え、北海道の食と映像の魅力を発信するプラットフォームを目指すことにした。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、「北海道フービーフェスティバル2025」のスペシャルサポーターを務めるTEAM NACS)
モデルとなっているのは、スペインのサンセバスチャン映画祭(今年73回目)。昨年は、同映画祭の代表者ホセルイス・レボルディノス氏がフェスティバルに合わせて来訪したが、今年は、札幌市長の秋元克広氏と伊藤実行委員長が2025年9月に現地を訪問、相互にノミネート作品の上映などを含む連携協定(覚書)を締結下で上で臨んだ。
(写真は、道庁赤れんが庁舎前庭で開催されたオープニングセレモニー)
オープニングセレモニーで、北海道フービーフェスティバル実行委員長の伊藤亜由美さんが登壇。伊藤さんは「昨日までの天候で、今日のセレモニーがどうなるかと思ってましたが、何とか晴れました。レッドカーペットは、今年リニューアルした赤れんが庁舎の前でやりたいという思いが叶い、感無量です。赤れんが庁舎ができたのは1888年、明治時代。映画が誕生したのは1895年で、今年は130年。赤れんがと同じようなタイミングのロマンを馳せながら、この赤れんが庁舎でも上映する映画がたくさんあります」と挨拶。続けて、「そういうロマン的なものを考えながら、おいしいものを食べて、幸せにみんなでいろんなことを語り合う文化を北海道に、そしてこの札幌に根付かしていかなければならないのでは、と私は勝手に思っております。明日からは、北海道日本ハムファイターズの決戦もあります。スポーツも大事ですが、芸術も大事。芸術を育てることが、街を育てること、土地を育てることになると思います。シビックプライドを胸に、今日から3日間フェステイバルを行わせていただきたい」と述べ、開幕宣言を行った。
開幕宣言後には、北海道フービーエンジェルたちが登場して、来場者たちに無農薬じゃがいや札幌黄など、北海道の生産者が丹精込めて作ったプレゼント。その後、俳優らがレッドカーペットを歩きながら、ファンにハイタッチやサインを書きながらステージに上がった。
(写真は、レッドカーペットを歩きながらファンのサインに応じるTEAM NACSの安田顕さんと音尾琢真さん)
司会を務めた森崎博之さんが、「さっきまで晴れていたのに、雨が降り始めました。誰かいますか?この中に」と言うと、大泉洋さんがすかさず「申し訳ございません」と返した。さらに、「今、雨を止めてますからね、皆さんステージにどうぞ集まってください。お願いしますよ、雨の皆さん。なんか、また強くなってきたな、俺がしゃべると」と会場を笑わせた。
(写真は、雨が降り始めた様子を収めた一枚)
オープニングでは、北海学園大学吹奏楽団の演奏も行われた。するとまた、雨が。大泉さんは、「また雨が!今度は強い!なるべく皆さん傘をたくさん持ってきてください」、「やっぱりちょっと一回、私、帰ってもいいですか」と懇願する場面も。「本当に申し訳ない気持ち。今日、ここに来る途中にマネージャーが私にこう説明してくれました。10月10日というのは、統計的にも一番北海道が晴れる。この何十年を見ても、10月10日に雨が降ることはまずないと。それで、今日を選定したんだと。とんでもない日を選んでくれたなと。朝、雨が降っていたようなんですが、昼から晴れるという予報で安心していましたが、私の登場とともに見事に雨が降りました」