ラルズと道共同募金会が覚書に調印、サントリーフーズと「なないろ かけはしプロジェクト」実施

社会・文化

 ラルズ(本社・札幌市中央区)は2024年1月7日、サントリーフーズ(同・東京都港区)と共同で「第3回なないろ かけはしプロジェクト~未来へつなぐお買い物~」を実施することに伴い、社会福祉法人北海道共同募金会(事務局・同)と覚書を交わした。(写真は、ラルズと道共同募金会の覚書調印式、左からサントリーフーズ・出口正史執行役員北海道支社長、ラルズ・松尾直人社長、道共同募金会・瀬尾英生会長)

 このプロジェクトは、サントリーフーズの対象商品(今回は天然水シリーズ500ml~2l)全商品を、ラルズの店舗で買い物客が購入すると、1本につき2円を両社が拠出、期間中に集まった拠出金の総額を道共同募金会を通じて、地域の福祉活動を行っている団体に寄付されるもの。

 2022年6月から定期的に実施しており、今回の3回目にあたり、ラルズと道共同募金会が、正式に覚書を交わして実施することにした。2024年に行った2回目の寄付金約40万円は、社会福祉法人もいわ会もいわ荘(札幌市南区)の砂場設置と、公益社団法人札幌聴覚障害者協会聴覚障害者支援センターほほえみカフェ(同市豊平区)のテーブル型冷蔵庫購入に充てられた。3回目の今回のプロジェクト実施期間は、2025年1月20日(月)から同年2月28日(金)まで。ラルズは、店内ポスターの掲示やチラシで取り組み内容を告知する。

 この日、ラルズ本社4階会議室で行われた調印式には、ラルズの松尾直人社長と道共同募金会の瀬尾英生会長(元北海道電力副社長)が出席、それぞれ覚書に調印した。

 松尾社長は、「地域共生のさまざまな取り組みを積極的に実施していきたい」と話した。瀬尾会長は、「人口減少などで全国的に募金活動は苦戦し、寄付も減少している。今回の取り組みは、募金を財政面から支え、成果を地域住民の方と共感でき、企業のバックアップという好循環につながる」と謝意を示した。また、サントリーフーズの出口正史執行役員北海道支社長は、「こうした活動を通じて、道民の皆さまと一緒に地域貢献に取り組みたい」と話した。

 なお、プロジェクト名の「なないろ」は、1回目に缶コーヒーの「ボス」だったことにより、レインボーマウンテンブレンドのレインボーから引用したことによる。

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