キリンビール北海道千歳工場でクラフトビールの品質官能評価会

社会・文化

 キリンビール北海道千歳工場(千歳市長都949-1)は2024年9月6日、北海道のクラフトブルワリー3事業者とクラフトビールの品質向上のための「品質官能評価会」を開催した。(写真は、評価会でのクラフト各社担当者の様子)

 この取り組みは、各事業者のビールのサンプル分析をキリンビールで行ない、分析値を基にディスカッションすることで、各クラフトブルワリーの品質向上に向けた取り組みを支援するもの。2024年は、7月の滋賀工場に続き、北海道千歳工場で開催され、以降は仙台、横浜、神戸、福岡の各工場で開催する。今回の評価会には、ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)のそらとしば醸造所(北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDO内)から岡秀憲ユニットディレクターと製造担当の村田稀水さん、SOCブルーイング(江別市)のノースアイランドビールから多賀谷壮工場長、Knot(阿寒郡鶴居村)のBrasserie Knotからは、植竹大海代表とブルワーの川守田奏さんが、それぞれ出席した。

 評価会が始まると、各社のビールに対する鋭い指摘が相次ぎ、さらなる美味しさを追及しようという探求心が、会場に溢れた。キリンビールの田山智広マスターブリュアーは、「段階的にレベルアップしていくように、ここに集まったみんなでビールの品質を上げていきたい」と述べた。

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