「ロピア屯田店前」にはならなかったバス停留所

社会・文化

 2024年7月28日に閉店した「イトーヨーカドー屯田店」(札幌市北区屯田8条3丁目5-1)の店舗前にあったバス停留所の名称が、「イトーヨーカドー屯田店前」から「屯田8条3丁目」に変わった。後継店舗になる、「ロピア」の名前を引用した「ロピア屯田店前」にはならなかった。(写真は、「イトーヨーカドー屯田店前」から「屯田8条3丁目」に名前が変わったバス停)

 バス停の「イトーヨーカドー屯田店前」は、店舗西側を南北に走っている新琴似通沿いにあった。このバス停に止まる北海道中央バスは、「屯田線」、「緑苑台線」、「南花畔線」で、地下鉄麻生駅から屯田6条12、石狩庁舎前の間を運行している。これらの路線には、「ジョイフルエーケー屯田店」や「イオン緑苑台SC」のバス停もあり、目印になる店舗の名称が使われている。

「イトーヨーカドー屯田店前」は、閉店後もしばらく使われていたが、後継店舗となる「ロピア屯田店」の一部テナントが先行オープンした2024年8月29日には、既に「屯田8条3丁目」に切り替わっていた。ちなみに、この路線のバス停には、「屯田6条3丁目」、「屯田7条3丁目」、「屯田9条3丁目」、「屯田10条3丁目」があって、「8条」がなかった。

「屯田8条3丁目」に切り替わったのは、当然と言えば当然。ただ、「イオン」や「ジョイフル」が使われている中で、「ロピア」が使われなかったのは、不自然とも言える。「ロピア」がグランドオープンするのは、2024年11月。中核店舗がオープンしていない段階で、「ロピア」を使えなかったということが理由のようだ。

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