公益財団法人太陽財団(事務局・札幌市中央区)は2024年3月18日、札幌グランドホテル本館2階「金枝」で令和6年度(2024年度)助成対象事業の助成金贈呈式を開催した。同年度の助成対象は9事業、助成金合計は約360万円。(写真は、太陽財団による助成金贈呈式)
(写真は、挨拶する太陽財団・東原俊郎理事長)

 令和6年度の助成対象事業の募集は、令和5年(2023年)9月25日から行われ、約1ヵ月間の期間中に65件の応募があった。同年11月30日に、外部有識者を交えた選定委員会で審査を行い、同年12月11日の理事会で9件の事業を助成対象にすることを決定した。
 この日行われた贈呈式では、太陽財団の東原俊郎理事長から、助成対象先6団体代表者(3団体は都合がつかず欠席)に、助成金の目録が手渡された。東原理事長は、「人口減少が進む中で、北海道各地の活性化、賑わいづくりに取り組まれている方々を応援したい。皆さまの活動が成功することを祈念しています」と挨拶した。

 道総合政策部の菅原裕之地域振興監が、来賓祝辞を述べたのち、助成団体代表として石狩青年会議所の佐藤陽亮理事長が登壇。佐藤氏は、「助成金を大切に使用させていただき、昨年を上回る子どもを受け入れて、よりパワーアップしたドリームキッズシティISHIKARIを目指したい」と謝辞を述べた。太陽財団の助成事業は平成13年(2001年)から始まり、今回が24年目。累計の助成件数は439件、助成金累計は約4億100万円。

 令和6年度助成対象事業は次の通り。
▷わくわくサイエンス事業(一般社団法人旭川ウェルビーイング・コンソーシアム、旭川市)▷小学生向けお仕事体験事業「ドリームキッズシティISHIKARI」の開催(石狩青年会議所、石狩市)▷こどものまち「どさんこマーブルタウン」の開催(どさんこマーブルタウン実行委員会、札幌市)▷「冬と遊ぼうin標津」の開催(特定非営利活動法人標津スポーツクラブすぽっと、標津郡標津町)▷地域と創るアートプロジェクト(ツキガタアートヴィレッジ、樺戸郡月形町)▷日本遺産認定記念「石見大元神楽」北海道公演並び交流会(元更別大國神社石見神楽保存会、河西郡中札内村)▷twilight2024(twilight実行委員会、空知郡中富良野町)▷乳児・小児の救命講習開催事業(特定非営利活動法人救命のリレー普及会、函館市)▷ピラ・リの森フェスタの開催(ピラ・リの森フェスタ実行委員会、中川郡幕別町)


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