イオン環境財団と南富良野町、森の再生目指し2000本植樹

社会・文化

 南富良野町と公益財団法人イオン環境財団 (千葉市美浜区、理事長・岡田元也イオン取締役代表執行役会長)は、2023年5月20日に「第4回北海道南富良野町植樹」を実施した。(写真は、「第4回北海道南富良野町植樹」=イオン北海道提供)

 南富良野町は、総面積の約9割が森林で占められているが、2016年の台風10号の豪雨で空知川の堤防が決壊、町全体が甚大な浸水被害を受けた。イオン環境財団と南富良野町は、失われた森を再生するため、2019年に「南富良野町におけるイオンの森づくり協定」を締結。これまでに3回の植樹を実施、延べ615人が参加して約6000本を植樹してきた。

 最終年となる今回の4回目は、北海道の土屋俊亮副知事や南富良野町森林組合の鹿野重博代表理事組合長、南富良野町の髙橋秀樹町長、イオン(本社・千葉市美浜区)の渡邊廣之執行役副社長、イオン北海道(同・札幌市白石区)の羽牟秀幸取締役執行役員監理本部長など約200人が参加。植えたのは、ナナカマドやヤマモミジ、キタコブシ、エゾヤマザクラなど9種、約2000本の苗木。午前11時から1時間半をかけて植樹した。イオン環境財団は、2002年から北海道で「知床植樹」、「支笏湖植樹」、「むかわ町植樹」、「厚真町植樹」などを行ってきた。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER