ユニクロ(本社・山口県山口市、東京本部・東京都港区)は7月2日、「ユニクロ札幌エスタ店」(札幌市中央区)周辺のごみをスポーツ感覚で拾う地域密着の社会貢献活動「スポGOMI×UNIQLO」を開催した。24チーム56人が参加、45分間で27kgのごみを拾い集めた。そのうちペットボトルは約3㎏あって、再生プラスチック原料に回される。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、「ユニクロ札幌エスタ店」で開催された「スポGOMI×UNIQLO」の参加者たち)

 ユニクロは、深刻化するプラスチックによる海洋汚染や地球環境汚染への自助努力として、商品パッケージやショッピングバッグをプラスチックから紙に変更するなど、使い捨てプラスチックの削減に取り組んでいる。その一環として、昨年からごみ拾いにスポーツの面白さを加えた「スポGOMI」を店舗周辺で開催、身近な街を綺麗にすることでごみ問題を身近に感じてもらう取り組みを行っている。

 昨年は、京都と高松の2ヵ所での開催だったが、今年は11ヵ所を予定。既に「原宿店」(東京都渋谷区)、「渋谷道元坂店」(同)で開催しており、「札幌エスタ店」は今年3ヵ所目、北海道では初開催となった。この日は、午前8時過ぎに公式サイトなどの呼びかけで集まった、24チーム56人がペットボトルを再利用したユニクロの黄色のユニフォームを着て参加。ごみ拾いをするエリアは「札幌エスタ店」から半径約1㎞と広く、参加者たちは作戦タイムで拾う場所をあらかじめ決めてから、ごみ袋と火ばさみを持って45分間の競技に臨んだ。

(写真は、歩道のごみを拾う参加者)

 チームは2人から4人が多く、競技開始とともに小走りで散らばり、たばこの吸い殻や空き缶、ビニール傘などを分別して拾った。分別したごみは、重量ごとにポイントが付くルールで、ペットボトルは100g60ポイントと最も高く、続いてたばこの吸い殻が100g50ポイント、ビン・缶は100g20ポイント、燃えるごみは100g10ポイント、燃えないごみは100g5ポイントと分かれている。分別して集めたゴミを計量してポイントを合算、ポイントが最も高かったチームから順位を決める。

(写真は、鎌田店長から優勝賞品を手渡される「チームKCCS2」のメンバー)

 優勝したのは、「チームKCCS2」で772・8ポイント(重量3・5kg)、2位は「ミッションごみ拾い」で372ポイント(同1・72kg)、3位は「にこ」で360ポイント(同2・2kg)だった。1位と2位は高ポイントのペットボトルが多く、3位は燃えるごみの重量が多かったほか高ポイントのたばこの吸い殻も多かった。1位の「チームKCCS2」は、「仲通りを狙う作戦が良かった」と話していた。

 優勝から3位までのチームには、鎌田則樹店長(36)から賞状と賞品(ユニクロで販売している100%ペットボトルのリサイクル素材から作られたドラえもんサステナモードのぬいぐるみなど)が贈られた。この日、参加者が拾ったごみは27・04kg(うちペットボトル2・83kg)になった。鎌田店長は、「多くの方に参加していただき感謝しています。今後も機会があれば実施していきたい」と話していた。
(写真は、45分間で拾われた27kgのごみ)



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