札幌国際大学の脇を通る市道清田通の約470mの工事が完了、20日から通行できるようになった。これによって白石区流通センター5丁目の平和通を起点に清田区の清田中央通を終点とする、延長5・85㎞の市道清田通は全面開通した。
(写真は、整備される前の行き止まり状態だった清田通=上と470mの区間が開通した清田通)
市道清田通は、都市計画決定されていたが羊ヶ丘通を渡って南進すると札幌国際大の正門入り口に繋がり、行き止まりの状態だった。大学敷地の裏手にあたる場所から先は整備が進んでおり、大学の正門から敷地内の南北470mの区間だけが未整備だった。札幌国際大学の敷地内だった小高い丘を切り崩す形で工事は2014年から本格的に始まった。道路と丘との高低差は最大で20mあるため、幅30mにわたって法面区域を設けるなどして5年間の工事期間が終了した。総事業費は約26億円。
2014年当時の写真を見ると、清田通は行き止まりの状態だったが、同大学構内を縦貫する形で清田通が全面開通した。清田通は片側2車線で両側の歩道や路肩を含めて20m。国道12号線や南郷通、平和通、北野通、国道36号線、羊ヶ丘通などと交差する南北を結ぶ主要道路で、清田南地区の利便性は高まる。