昨年11月7日の旭川市市長選で再選を果たした西川将人氏(42)が、突如離婚したのはその2週間後の良い夫婦の日に当たる11月22日だった。それから9ヵ月、今度は電撃再婚で注目を集めることになった。お相手は、西川氏が日航に勤めていたころの同期入社の女性。その女性は日航から新規航空会社のスカイマークに転出、最近まで経営幹部を務めていた。旭川の月刊誌『メディアあさひかわ』が9月号でその中身を詳報している。
 
 西川氏は、昨年11月7日の市長選で8万3000票あまりを獲得し自民推薦の地元経済人、佐々木道彦氏に5万票の大差をつけて再選を果たした。
 再選を喜ぶ西川氏の傍らには、糟糠の妻よろしく雛靡(すみこ)夫人が慎み深い笑みを浮かべていた。再選の喜びを語る西川氏にとって、夫唱婦随で掴み取ったハレの舞台でもあった。
 
 そんな良い夫婦ぶりを披露してから2週間後に雛靡夫人と離婚。選挙期間中、夫を支える献身的な応援ぶりから夫婦間の断層は微塵も感じられなかっただけに旭川市民は驚いた。
 
 離婚から9ヵ月、西川市長は電撃再婚で再び旭川市民を驚かすことになった。
 
 メディアあさひかわ9月号によると、相手は西川市長の古巣、日航の同期入社女性で、長崎県出身の浦川史穂さん。西川市長と再会したのは浦川さんがスカイマークに転出して旭川線就航のために市長を表敬訪問したときだという。
 
 浦川さんは、なかなかのやり手で、スカイマークでは社長の右腕として航空路線網を構築するため全国を飛び回っていた。旭川就航も路線網拡充の一環だが、4年前に西川市長を訪問した際にお互いに日航同期という事前情報があったのかどうかは分からない。しかし、結果的にその出会いが運命の出会いになった。
 
 浦川さんには結婚歴があるのかシングルなのかは定かではないが、2年ほど前に産休を取って出産。復帰後は、スカイマークの財政部長ポストに就いていたという。
 
 西川市長と出会い、再婚したということは運命の出会いから付き合いが継続していたということだろう。
 
 西川市長は7月末にJR永山駅前の賃貸マンションに引っ越し、浦川さんと2歳になる子どもと3人の生活を始めている。
 
 それにしても離婚してから再婚までの9ヵ月という期間は、西川市長にとって考え抜いた期間なのだろう。「早すぎても批判を浴びるだろうし、遅すぎてもその女性との関係を詮索される。市民の反応が、『批判』『賛意』『無関心』に三分するのが9ヵ月くらいと踏んだとすれば、西川市長は意外に民意を読んでいたのかも知れない」(旭川市民の1人)


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