クリプトン・フューチャー・メディア(本社・札幌市中央区)は、北海道の協力を得て道内市町村の情報や政治、経済、社会の道内ニュースをフォローできる情報アプリ「Domingo」(ドミンゴ)を開発、25日からリリースを始めた。無料の地域密着型情報アプリで、興味のあるまちやふるさとの情報、ニュースなどをスマートフォンで受け取ることができる。(写真は、Domingoのスマホ画面)
「Domingo」の正式リリースに先だってクリプトン社のローカルグループメンバーたちは、昨年夏から道内14振興局や自治体を回り、アプリの狙いを紹介。これまでに約130を超える市町村の協力を得て各自治体のウェブサイトの情報をアプリを使って集約、発信する合意を得た。
ユーザーがフォローしたまちの役場などから発信されるツイッターやフェイスブックの更新情報をリアルタイムで受け取れるタイムライン機能もあるため、各地の旬の情報をいち早くキャッチすることができる。
また、ニュース機能もあって、北海道新聞や十勝毎日新聞など道内新聞社、リアルエコノミーなどウェブメディアから発信されるニュースをユーザーの好みに合わせてピックアップして届け、クリックすると各社のサイトが表示されるようになっている。
今後は、食や観光の情報もフォローできるようにするほか、クラウドファンディング、ふるさと納税の情報も組み入れていく。「道内はもちろん、道外の人もDomingoの情報をきっかけに北海道と繋がって欲しい。北海道の活性化の一助になれば」(クリプトン担当者)と話している。