成人式から10年経って社会経験を積んだ30歳を共に祝おうという「三十路式」が、昨年に続き今年も北海道で開催される。札幌市や苫小牧市など4会場を用意、札幌会場は2017年1月28日(土)に実施される。全道で1000人の参加を見込んでいる。(写真は、来年のほっかいどう三十路式のリーフレット)
「三十路式」は、東京や大阪では有志による企画として5年ほど前から始まっている。30歳という年齢は、社会経験を積み、企業や組織内で活躍を始めるころで独立起業する年代でもある。30歳になった人たちを集めれば人脈づくりやモチベーションアップに繋げられるのでは、と北海道でも昨年から始まった。昨年は、札幌会場のみだったが約250人が参加した。
主催は「ほっかいどう三十路式実行委員会」で、今年は1986年生まれの鹿毛伊織氏(福祉施設勤務)が運営代表を務める。札幌会場は、来年1月28日に札幌市中央区の札幌パークホテルと今年、復活したキングムーで開催する。ホテルでは、スペシャルゲストによる講演のほか、86年生まれの人たちが子どものころ夢中になった「たまごっち」や「ゲームボーイ」などを展示、道内各地の北海道遺産の写真もパネル展示する。
キングムーでは、20歳から30歳までの10年間を振り返り、自らプレゼンテーションする企画などがある。両会場で約500人の参加を見込む。対象は、86年度生まれ。参加費は11月30日まで3000円、12月1日から前日まで3500円、当日4000円。札幌以外でも苫小牧市、釧路市、紋別市の4ヵ所で開催する予定。
運営委員の大塚紗弓さんは、「様々な業界で働いている30歳が垣根を超えて集まり、互いに刺激し合あう意義は大きい。北海道は流行を作って行くことが得意。将来的には北海道から始まる新しい文化として全国に広めていき、成人式と並ぶものにしたい」と話している。詳細は、http://misojishiki.com/
※2016年11月2日記事一部修正