日本ハム(本社・大阪市北区)は10月31日開催の取締役会で北広島共栄に「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地球場を建設することを決議した。球場は、2019年9月に設立予定の日ハム連結子会社が所有・運営する予定。(写真は、日本ハムが新球場建設を正式に決定した北広島市共栄の予定地周辺)
日ハムは、グループ内に設置した協働体制のタスクフォースにおいて建設候補地の選定、新球場の基本設計、事業としての実現可能性の検証など、建設に向けた具体的取り組みを進めてきた。
食とスポーツを融合させたエンターテインメントを体験できる場を提供することで、ファン・顧客の満足度向上が図れ、地域社会の活性化や日ハムグループの取り組みである食とスポーツを柱としたCSR活動のさらなる推進が可能になると判断した。北広島市への新球場建設は、プロ野球興行の収益機会拡大に加えて日ハムグループの新たなビジネスの創出にも繋がることが期待できる。
建設場所は、北広島市共栄の「きたひろしま総合運動公園」で、仮称「北海道ボールパーク」。天然芝・開閉式の屋根で総工費は約600億円。スケジュールは、19年9月に新会社を設立、20年5月建設着工、23年1月竣工、23年3月に開業する。